ぎっくり腰になったら、まずは安静(というか動けない)。
可能であれば氷嚢などで1回10分前後腰を冷やすのもよいですが、無理に行わなくてもよいです。
落ち着いてきて、痛みはあるものの動けそうなら病院へ。
どうしたらよいか分からないときは(東京の方なら)
東京消防庁救急相談センター
に電話して相談する方法もあります。
ぎっくり腰になったら病院へ
トリガーポイント注射とか硬膜外ブロックは、医師の技量で効果がかなり変わるので、行きやすいところで評判の良さそうな病院を探しましょう。
「ぎっくり腰 ペインクリニック」「ぎっくり腰 ブロック」「ぎっくり腰 トリガーポイント注射」などで検索してください。
病院にいっても痛みが取れない場合は鍼灸治療を検討すると良いです。
病院は、ぎっくり腰で痛いのに検査させられてウンザリするから行きたくないという人もいます。
初めてぎっくり腰になったら病院に行くのが無難ですが、ぎっくり腰を何度も経験していると正直検査は面倒です。
そんな人は鍼灸治療を選ぶのもよいでしょう。
尿路結石や骨折の可能性
ぎっくり腰だと思ったら尿管結石や骨折の可能性もあるので要注意。
楽な姿勢で腰の痛む周囲を叩いたり押してみて、痛みが走るようなら尿路結石や骨折の可能性があるので病院へ行きましょう。
ぎっくり腰で鍼灸治療に行く
鍼灸も施術者の技量で効果がかなり変わります。
普段から世話になっている頼れる鍼灸院があれば、そこに行くのもありです。
病院で処置してもらって痛みが治まったら(または痛みが治まらなかったら)、鍼灸院で数回程度治療してもらうと予後が良いです。
鍼灸のよいところは、押したり揉んだり動かしたりしないで施術できるところです。
※ぎっくり腰は押したり揉んだり動かしたりしないほうがよい。
ぎっくり腰を一発(1回)で治す
ぎっくり腰を一回(一発)で治すと謳っている治療院。
私も大抵のぎっくり腰は1回で痛みを半分近くに減らすことが出来ますが、何をやってもよくならない人が必ずいます。
ぎっくり腰を1回で治すと豪語している治療院(複数)に、(私が)患者としていったこともありますが治らなかったこともあります。
だから私は大風呂敷を広げないようにしています。
マッサージやストレッチは禁忌
ぎっくり腰になったときやらないほうがよいことは、マッサージやストレッチ。
あとはお風呂に入るのもやめたほうがよいです(シャワーは可)。
ぎっくり腰の原因 肉離れ
ぎっくり腰の原因は腰椎の捻挫だとかいろいろ言われていますが、腰の筋肉の肉離れです。
肉離れをおこすと筋肉は危険を感じて固まり、動かそうとすると「動かすな!」と痛みを出して伝えます。
だからぎっくり腰になると、動けなくなるのです。
筋肉は劣化すると固まって縮みやすくなります。
長時間座っていて、立ち上がるときに腰に痛みを感じたことがあるのではないでしょうか?
これは固まった筋肉が急な動作で伸ばされるためで、ぎっくり腰の危険な予兆。
ぎっくり腰は重い物を持ち上げたときなどになりそうな印象ですが、実は洗顔やくしゃみなど普段なんでもない些細な動作で、固まった筋肉が肉離れをおこしてなることが多いです。
ぎっくり腰の原因となる筋肉
ぎっくり腰の原因で多いのが腸腰筋(大腰筋)と腰方形筋。
強い痛みを生じる筋肉はこの2つです。
他に最長筋や腸肋筋や多裂筋などの筋肉が複合して痛みが出ています。
東京鍼怙灸のぎっくり腰治療
長い鍼を使って大腰筋や腰方形筋に刺鍼し、30分くらい微弱電流を流して筋肉が回復するのを待ちます。
前述したようにだいたいは1回の鍼灸治療でぎっくり腰の痛みは半分くらいになりますが、どんなに頑張って治療しても痛みが軽減しないこともあります。