深層筋トリガーポイント

椎間板ヘルニア

手術が必要な椎間板ヘルニアは少ない

椎間板ヘルニアは自然に治ることが多いとされる疾患です。
人間には自然治癒力が備わっています。
大食細胞(マクロファージ)や破骨細胞の働きでヘルニアが無くなるのです。

大食細胞(マクロファージ)や破骨細胞がしっかり働けば、自然治癒力で椎間板ヘルニアが治る可能性が高くなります。

椎間板ヘルニアの原因

椎間板は、骨と骨の間にあってクッションの役目をしています。
椎間板が圧迫されてはみ出るとヘルニアになります。
(※ヘルニアとは、本来あるべき部位からはみ出した状態のこと)


椎間板ヘルニアの原因1 椎間板の圧迫

中腰での作業や重い物を持つなど、腰に負担がかかる仕事をしている人は、椎間板ヘルニアになりやすいですが、デスクワークでずっと座っている人にもよくみられる疾患です。
腰に掛かる負担は、立っている状態を100とすると座っている状態は140。
意外にも、立っているよりも座っているほうが腰の負担は大きく、デスクワークは思っている以上に腰に負担がかかる仕事なのです。

立位より座位のほうが腰に負担 東京鍼怙灸

椎間板ヘルニアの原因2 椎間板の弾力がなくなる

椎間板自体には血管がないので、血液によって栄養補給はできません。
椎間板はポンプのように伸び縮みすることで、栄養を循環させています。

椎間板は伸び縮み 東京鍼怙灸

デスクワークのように長時間同じ姿勢でいると、椎間板が動かないので栄養が循環できず、椎間板の弾力が失われます。

椎間板ヘルニアの原因3 筋肉の硬化

椎間板ヘルニアになる人の多くは、ヘルニアになる前から首肩のこりや腰痛があります。
※自覚症状がなくいきなり椎間板ヘルニアになる人もいます。

首の骨(頚椎)や腰の骨(腰椎)に付着している筋肉が硬くなって縮むと、骨が引っ張られて椎間板が圧迫されます。



筋肉が硬くなると血流が悪くなるので、自然治癒力が働かなくなります。
筋肉が硬くなると関節の動きが悪くなるので、椎間板の栄養循環が悪くなります。

椎間板ヘルニアを治す方法

椎間板ヘルニアを治すには、自然治癒力が働く環境を作る必要があります。

椎間板ヘルニアを治す方法1 椎間板を圧迫しない

椎間板は起きている間ずっと重力と体重の負荷が掛かって圧迫されています。
お勧めは、ときどき仰向けで休むこと。

仰向けになって脊柱をストレッチ

仰向けになると、椎間板が重力と体重の圧迫から解放されます。
簡単でお勧めですが、働いていると気軽に仰向けになれないのが難点です。

椎間板ヘルニアを治す方法2 椎間板の弾力を保つ

首や腰を曲げ伸ばしして動かすと、椎間板が動いて栄養が循環します。
ただし椎間板ヘルニアの痛みが出るような動きは避けます。
長時間同じ姿勢を続けないように気をつけて、こまめに体を動かすのが大事です。
デスクワークなら椅子の背もたれをつかって体を伸ばすようなストレッチはやりやすいと思います。

椎間板ヘルニアを治す方法3 筋肉を緩める

椎間板ヘルニアを発症するレベルだと、自分の力だけで硬化した筋肉を緩めるのは難しいです。
ストレッチしたり、温めたりするのは構いませんが、それだけでは硬化した筋肉は緩みません。
深層部の筋肉まで緩めることのできる施術を受けるのが手っ取り早いです。
 

椎間板ヘルニアについて

椎間板ヘルニアの患者数は、日本ではおよそ100万人と推定。
椎間板ヘルニアは10代~40代の比較的若い世代に多い。
遺伝と喫煙が関係するが、スポーツとの因果関係はない。
椎間板ヘルニアの発症は腰(腰椎椎間板ヘルニア)が多く、首(頚椎椎間板ヘルニア)にも生じる。
腰椎は下になるほど圧が掛かるので、4番目ー5番目ー仙骨の間の椎間板に発症することが多く、この位置に坐骨神経があるために坐骨神経痛を伴う。

椎間板の厚さ

頚椎で3~4mm、胸椎で5~6mm、腰椎は9~10mmくらい。
椎間板が薄くなれば身長は縮みます。

神経が炎症をおこすと痛む

神経は圧迫しても痛みはでないが、炎症をおこすと痛みがでる。
椎間板ヘルニアが神経に当たって炎症をおこすと、痛みが生じるといわれている。

椎間板ヘルニアの手術について

最近では相当重症のヘルニアでなければ、すぐ手術とはなりません。
※重症のヘルニアとは、日常生活に支障が出る(歩行困難等)、激しい痛み、麻痺がある(便意がコントロールできない、手や足の感覚がないなど)ような場合。

椎間板ヘルニアに限らず手術とは、治すというよりも痛みの原因を取り除く行為。
虫歯が悪化して抜歯すれば、抜いた歯は二度と戻りません。
最終手段として考えるべきです。

手術しても痛みが治るとは限らないし、再発することもあります。

椎間板ヘルニアの手術をしてもよくならなかったJFK

アメリカの故ケネディ大統領は腰痛で苦しんでいたそうです。
椎間板ヘルニアの手術や固定術を受けたが、腰痛はむしろ悪化。
(後年これらの手術は不必要だったと結論された)
後にDr.Travellのトリガーポイント注射の治療で楽になったという。
このような事例は、ケネディ大統領に限った話ではありません。

椎間板ヘルニア 注射で治す

2018年8月に「ヘルニコア」(一般名コンドリアーゼ)という薬を直接椎間板に注射して、はみ出た椎間板ヘルニアを縮小させる新薬が発売になりました。
ただし適応する椎間板ヘルニアのタイプが限られることと、1度使ったら2度は使えない、治療を受けた人が少ないので本当の効果はまだ未知数など問題がないわけではありませんが、手術と比べれば圧倒的にリスクは少ないと思われるので、自分の椎間板ヘルニアが適応するなら試してみるのもいいかもしれません。

椎間板ヘルニア 膨隆型と脱出型

1)髄核(下図の黒い部分)が後縦靭帯を破らない膨隆型
2)髄核が後縦靭帯を破る脱出型

1)の膨隆型は痛みが強く、自然に治りにくい。
2)の脱出型は一見ひどそうだが、免疫細胞が働き自然に消えやすい。
とされています。
 

椎間板ヘルニア 神経根型と馬尾型

ヘルニアが圧迫する部位の違いで
1)神経根型:左右どちらかに痛みや痺れが出る。
2)馬尾型:重症度が高く、手術が検討される。
の2タイプがあり、双方ともヘルニアの神経を圧迫する強さで痛みや痺れの強さも変わる。

 

馬尾型の判断基準

1)しびれはあるが痛みはない
2)痺れや痛みが脚の両側にある
3)両足の裏側に痺れがある
4)お尻の周りに痺れが出る
5)お尻の周りにほてりが出る
6)歩くと尿が出そうになる

2つ以上当てはまると馬尾症状の可能性があり、進行すると尿もれや頻尿歩行障害将来的に寝たきりになる危険があるので、早期に病院受診するのが望ましい(NHKきょうの健康を参考).。

TEL 080-4425-3225 月.木.金13:00-19:00 土日祝11:00-15:00

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